[失敗知らずのスポンジケーキ]パティシエが徹底解説!

レシピ

皆さんこんにちは!フィルドエテのいとです🌷

お菓子作りの定番!スポンジケーキの作り方をご紹介します。

今回のレシピは、生地の状態の見極めが難しい初心者さんに向けて

温度混ぜる回数時間に重点をおいて解説していきます。

生地の状態が分からなくても、条件(温度や時間、まぜる回数)を一定にすることで

失敗しにくくなります。

今回のレシピでは、製菓専門学校や製菓技術学校で学んだ知識と

これまでに100回以上スポンジケーキを作ってきた私の経験から

これなら初心者さんでも失敗しにくいであろう条件を導いたので

ぜひ参考にして作ってみてください!

またYouTubeの方で解説動画をあげているので是非そちらもご覧いただけると

より参考になると思うので下のリンクからチェックしてみてください☺️

 

材料(スポンジ型15cm1台分)※5号サイズ

※(商品名)からおすすめのamazonの商品リンクに飛べます(amazonアソシエイト)

材料や配合に関しては、どシンプル。

色々なレシピを見るとはちみつや牛乳を入れるレシピもありますが、

この4つのレシピが基本の材料になっています。

今回は条件をわかりやすくするために基本の材料だけにしました。

他の材料を加える場合には少し条件の数字が変わります。

ちなみに、12cmのデコ缶(4号)の場合は材料上から順に

50g(1個)、30g、30g、10g

18cmのデコ缶(6号)の場合は

150g(3個)、90g、90g、30g

になります!3の倍数なので覚えやすいですよね💡

準備

湯煎を準備する

湯煎の温度は60〜70度です。温度が高いと卵が固まるので注意!

湯煎を温める間にバターを溶かします

薄力粉を振るう

粉振るいで薄力粉を振るいます。

生地に混ぜたときにダマにならないように忘れずに振るっておきましょう。

オーブンを180℃に予熱する

オーブンによって予熱の時間が違うので、生地ができたときに直ぐにいれられるように準備します。

生地を入れたときにオーブンの温度が下がってしまうので、

予熱の温度は焼成温度よりも10〜20度高めに設定しておくのがいいです。

今回は焼成温度が170度なので、予熱温度を180度に設定しました。

デコ缶に型紙を敷く

周りの紙を敷いてから底紙を敷きます。→周りがぴらぴらしない!

市販(富澤商店やセリアetc.)で型紙が売っています。(型紙)

ない場合はプリント用紙などを切り抜いて作ることも可能ですよ!

 

作り方

①卵を湯煎で36〜38℃まで温める

ボウルに卵を入れ、湯煎で38℃になるまで混ぜながら温める

②ハンドミキサーで26℃になるまで泡立てる

ハンドミキサーを高速で混ぜていき、だんだん白っぽくもったりとしていきます。

生地がリボン状にもったりと流れ落ちるタイミングまで泡立てるのですが

温度が26℃くらいに下がっているタイミングと同じになります。

混ぜ終わったら、30回ほど混ぜて泡のキメを整えます

③薄力粉を一度に加える

薄力粉を全体にまぶすようにいれ、ゴムベラでのの字を書くように混ぜる

混ぜる回数は40回!

粉に少し艶が出て流動性も先ほどから少しでる

混ぜすぎず、でも粉気はないように周りや底の粉もしっかりと生地に抱き込んでいくのが

ポイントです

④バターを混ぜる

60℃のバターの方に少量生地を入れ、乳化するまでしっかりと混ぜる。

それを生地の方に戻し入れる

ここから混ぜる回数は30回!

バターを入れるとどんどん生地は気泡が潰れていくので、手早く混ぜるのがポイントです

(混ぜ方は粉の時と同じのの字で切るように混ぜる)

⑤型に流す

15cmくらい高い位置から生地を型に流す

最後に残った生地(ボウルの周りに残っている黄色い生地)は生地が膨らまない原因になるので

入れたら生地と馴染ませる

⑥型を10cmくらいの高さから落とす

大きい気泡を抜くために、型ごと叩き落とす

⑦170℃のオーブンで25〜30分焼成

天板に乗せてオーブンで焼く

焼きあがりの目安は表面が全体的に焼き色が入ることと

軽く押した時に生地が8割ほど押しかえってくるくらいのイメージ

竹串で刺した時に生地がついてこなければ生焼けではないです

⑧焼成後すぐにショックを与える

焼き上がったら、焼く前と同じく高い位置から叩き落とします

ショックを与えて生地内部の蒸気をすぐに逃すことで焼き縮みを防ぐことができます

⑨型から外して網の上で冷ます

逆さにして型から外し、逆さのまま網の上で生地を冷ます

生地は常温まで冷めたら乾燥しないようにラップを二重にして保存してください

すぐに使うことは可能ですが、実は1日寝かすと生地が馴染んでしっとりするのと、

味も落ち着いてまとまりがでます

なのでスポンジケーキを使いたい場合は、使う日の前日に作るのがいいかもしれませんね☺️

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます🌻

温度や混ぜる回数、温度を揃えることで、失敗しにくいスポンジケーキの作り方をご紹介しました。

誕生日やお祝い事のケーキにショートケーキを作りたいけど失敗はしたくない、、、

そんな時はこのレシピを参考にしてみてください!

fill d’eteは忙しい日々にもあなたに小さな幸せを届けるために、YouTubeやこのブログなどを通して

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これからも初心者さんでも簡単に美味しく作れるレシピを紹介していくので、

ぜひチェックしていただけると嬉しいです💕

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